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※最終受付時間は30分前まで
むし歯の治療のほか、歯周病予防・治療にも力をいれています。メンテナンスもしっかりとしていきます。
むし歯は、口の中に存在する虫歯の原因菌(ミュースタン菌)が作る酸によって、歯の成分が溶け出す脱灰(だっかい)から始まり、やがて歯に穴があいてしまう病気です。
むし虫歯になると、その進行の度合いによってC1、C2、C3、C4と分類されます。
むし虫歯がエナメル質に進行し、歯の表面の白濁などが見えている状態です。痛みは感じません。
エナメル質をこえて、象牙質まで達した虫歯です。歯髄には達していないので、強い痛みはありませんが、冷たいものや甘いものなどで、しみたりすることがあります。
歯周病とは、歯肉(歯茎)や歯槽骨(骨)などを支える歯周組織が炎症により破壊されていく病気です。
むし歯にくらべてあまり知られていませんが、私たちが歯を失う原因として最も多いのは、むし歯をしのいで、この歯周病です。その原因はさまざまですが、症状を自覚しにくいので重症化してから気が付くことも多い疾患です。
歯を失うことはもちろん、それ以外に心疾患や呼吸器系の疾患、糖尿病や出産など命にも関わるさまざまな前進への影響を与えることがわかってきています。
・弾力性に富み、引き締まっている。歯ブラシをしても出血しない状態です。
・歯周病の初期の状態。
炎症が歯肉に限られていて、まだセメント質、歯根膜、歯槽骨の破壊は起こっていない状態です。
・歯周炎は炎症が歯肉に限らず、そのほかの組織にまでおよんだ状態です。
進行すると歯を支える歯槽骨などが破壊されていき、歯を支えることができなくなり、歯が抜けてしまいます。
歯周病は特定の細菌により引き起こされる感染症です。その細菌を媒介するのがプラーク(歯垢)です。プラークとは細菌の塊です。プラークの中に、むし歯の原因菌も歯周病の原因菌も存在しています。むし歯同様、歯の周りにこのプラークが付いていないこと、あるいは歯石が付いていないことが歯周病の予防には重要です。
しかし、歯周病の発症や進行にはそれ以外の要素も大きく関わっています。
歯周病の発症や進行には、炎症という免疫応答の作用が関わっています。そのため私たちの生体としての免疫力がその進行や発症に関与します。糖尿病のような持病があったり、また他の疾患や疲労、ストレスなどで免疫力が低下していたりすると、進行・悪化しやすいのです。特に糖尿病については、免疫機能以外の諸症状も歯周病のリスク因子になるものが多く、また歯周病原菌が糖尿病を悪化させるリスク因子になることもわかってきており、その関連性は注目されています。
失われる歯の本数が増えるほど認知症のリスクが上がるといわれています。
血栓領域に歯周病菌の存在が確認されています
口腔内にある細菌が唾液とともに気管支に入り込むことで誤嚥性肺炎を引き起こします。
歯周病菌が増えると血糖値を下げるインスリンの動きが阻害されてしまいます。
骨粗しょう症の人は歯周病にかかりやすく、重症化しやすいといわれています。
歯周病菌の影響で陣痛が促進され、早産になることがあります。
原因となっている口の中の環境を変え、生活習慣を見直すことが大切です。
歯科で定期的にスケーリング(歯の掃除)を行い、歯ブラシでは落とせない汚れを落とし、ポケット内の環境を整えましょう。